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日常

高級タイヤに履き替えました

こんにちは、Xanaduの成希です。

今日、お昼少し時間が空いたのでスタッドレスから夏用タイヤに履き替えました。(遅い)

今回は、少し奮発してレグノを買っていまいました。。。

高級車向けタイヤとして昔から有名なタイヤですね。(高級車に乗っているわけではないです)

なぜ10数万も払ってわざわざこんないいタイヤを購入したかというと、とにかくロードノイズが静かだからです。

普段、自宅からスタジオなどの移動は基本的に車でしているのですが、一回のスタジオで往復の移動時間は2時間にものぼります。この間、運転中に作業はできませんから、できることといえば音楽を聴くこと。その日リハをする音源を聴いていたり、その時々でハマっている曲をヘビロテしたり、ラジオを聴いたりします。

ですが、僕はこの移動時間で特に大事にしているのは、”自分でミックスした音源”を聴くことです。

聴く人の環境を想定してミックスをすること

人から頼まれて、あるいは、自分たちの音源を公開する目的でミキシングを行う時、たいてい我々はミキシングに特化した(全帯域でまんべんなく音が鳴る)ヘッドフォンやスピーカーを用います。これによって、不必要な帯域がなっていないか、不足している帯域はないか、くまなくチェックするわけです。

しかし、最終的な目標は、リスナーに心地よく聴いてもらうことです。そのリスナーが音楽を聴く環境は、我々がミキシング用に用いるヘッドフォンやスピーカーとはかなり異なります。

我々は、全てのリスナーが極力不快な思いをしない最大公約数的な音作りを目指さなければなりません。(あえて想定する環境を絞って作り上げることもあります)

そのためには、ある程度ミキシングを行なった後、異なる複数の環境(最低でも3つ以上)の環境でモニタリングをする必要があります。

僕はこのモニタリングで、iPhoneのスピーカー、純正イヤホン、そして、低音域が過剰に出やすい車のスピーカーを使っているわけです。

ミキシング作業などを行なった次の日のスタジオなど、移動時間にはミキシングしたものを何回もリピート再生し、無意識でもきになってしまうところはないか、何回も聴くと疲れるところはないかを探していきます。

実は、車のタイヤから発せられるロードノイズは、思いの外楽曲の低音部分を削り取ってしまうのです。モニタリングをしようという時、少し路面の悪い道に入ってしまうと、たちまち正常なモニタリングができなくなってしまうわけですね。(ちゃんと時間をとってモニタリングすれば解決します)

そのために、少しでもロードノイズを出さない高級タイヤに投資したというわけです。

それにしても、この時期に10数万、やっぱりいたかったな。。。。

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